「ストレートネック治療」のプロが明かす！原因や対策方法とは？

ストレートネックとは、首の骨の形が正常なくの字形状から、まっすぐな状態になってしまった状態を指します。

近年、パソコンやスマホを長時間使うことによって、首を前に突き出し続けることが多くなったことが原因とされています。

ストレートネックになると、頭蓋骨の重みを支える筋肉が途中で疲れて、首や肩、背中に痛みを感じることがあります。

また、血流が滞って頭痛やめまいを引き起こす場合もあります。

ストレートネックを放置すると、首や肩の慢性的な痛みに加えて、脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こす可能性があるため、早期の対策が必要です。

適度な運動やストレッチ、正しい姿勢、定期的なストレートネックの検査などが予防に役立ちます。

ストレートネックは、長時間同じ姿勢で作業することが多い、事務職やドライバーなどに多く見られます。

治療法としては、まずは改善する原因を取り除くことが大切です。

首を伸ばさずにパソコン作業をする場合は、モニターの高さを調節することで緩和できます。

また、毎日のストレッチや運動も有効です。

マッサージや整体、鍼灸などの治療も効果がありますが、軽度の場合は改善することができます。

ただし、放置すると痛みやしびれ、頭痛などの症状が出ることもあるため、早めの対処が必要です。

首の健康は、筋肉の柔軟性と正しい姿勢によって保たれます。

中でもストレートネックは、首のカーブが少なくなってしまう状態で、頭痛や肩こりの原因となります。

そこで予防には日頃から正しい姿勢を心がけることが重要です。

肩を強く引き下げ、胸を張り、骨盤を立てましょう。

また、運動不足もストレートネックの原因となりますので、軽いストレッチや肩甲骨のエクササイズを取り入れることも効果的です。

さらに、長時間のデスクワークをする場合は、首や肩の位置が正しいか定期的に確認し、姿勢を正すように心がけましょう。

これらの予防方法を取り入れて、ストレートネックにならないように健康な首を保っていきましょう。

最後に、ストレートネックに効果的なストレッチ方法をご紹介します。

まずは、前屈ストレッチです。

10秒ほど保って、息を吐きながら元の姿勢に戻します。

このストレッチを3回繰り返します。

また、肩甲骨ストレッチも有効です。

正座し、右手を後ろに回して背中に置き、左手で右ひじを引っ張って、呼吸をしながら5～10秒保ちます。反対も同様に行います。

ストレッチ後は、首まわりを軽く回して血行を促しましょう。

定期的にストレッチを行うことで、ストレートネックの予防・改善につながります。